天文台サイエンスカフェ
「太陽ニュートリノの物語」
ゲスト:鈴木洋一郎 さん
(東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設)
太陽中心部の核融合反応から放出される太陽ニュートリノ。太陽から発せられる光は、同じ核融合反応で作られたエネルギーが、数十万年かかって表面に達し、光として発せられたものです。しかし、ニュートリノは太陽の表面まで2秒で到達し、8分後には地球にまで到達します。これはニュートリノが物質とほとんど反応せず、ほぼ光速で進むからです。すなわち、太陽からやってくるニュートリノを観測すれば、太陽内部の現在の様子を把握することができるのです。
今回は、神岡の山中に設置された、ニュートリノ検出装置スーパーカミオカンデを利用した、太陽ニュートリノの研究についてお話しします。
- 主 催:富山市天文台・東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設
- と き:10月19日(土) 15:00-16:30
- ところ:富山市古洞の森自然活用村
- 対 象:一般(中学生可)
- 定 員:30人(抽選)
- 申込締切:10/9必着
- 参加費:300円(飲み物代)
- 申込み:往復はがき、FAX、E-mail、専用フォームのいずれかで、以下の項目を記入し、富山市天文台までお申し込みください。
- 参加者の氏名
- 年齢
- 住所
- 電話番号
- 行事
- 申込み・連絡先:富山市天文台
- 〒930-0155 富山市三熊49-4
- TEL: 076-434-9898
- FAX: 076-434-9228
- E-mail:
- その他:
- 最新の情報は富山市天文台のウェブページをご覧ください。
- Ustream配信も予定されています(チャンネル名:星空ライブ)。当日の回線状況によってやむを得ず中止することもあります。
- 翌週の26日(土)にはゲストの鈴木さんが富山市科学博物館のプラネタリウムの講演会で登壇されます。
- 「宇宙科学の面白さPR 神岡の東大宇宙研、富山で積極広報活動」北日本新聞(2013.10.17)