天文台サイエンスカフェ「太陽ニュートリノの物語」(10/19)

天文台サイエンスカフェ
「太陽ニュートリノの物語」
ゲスト:鈴木洋一郎 さん
(東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設)

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太陽中心部の核融合反応から放出される太陽ニュートリノ。太陽から発せられる光は、同じ核融合反応で作られたエネルギーが、数十万年かかって表面に達し、光として発せられたものです。しかし、ニュートリノは太陽の表面まで2秒で到達し、8分後には地球にまで到達します。これはニュートリノが物質とほとんど反応せず、ほぼ光速で進むからです。すなわち、太陽からやってくるニュートリノを観測すれば、太陽内部の現在の様子を把握することができるのです。
今回は、神岡の山中に設置された、ニュートリノ検出装置スーパーカミオカンデを利用した、太陽ニュートリノの研究についてお話しします。

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